京大小児外科セミナー2014年 秋

京大小児外科セミナー2014年 秋

【開催日時】 2014年10月5日 (日)10:30~14:00ごろ

【開催場所】 京都大学医学部附属病院第2臨床研究棟8階セミナー室

【幹    事】 上本伸二

【参加人数】 18名

【参加者所属施設】   

大阪赤十字病院、日赤和歌山医療センター、兵庫県立塚口病院、北野病院、兵庫県立こども病院、

大津赤十字病院、静岡県立こども病院、倉敷中央病院、滋賀県立小児保健センター、京都大学病院   

 

症例報告

兵庫県立塚口病院より

・前頸部腫瘤:9歳男児、穿刺吸引生検にて正中頸嚢胞の診断。後に摘除。

・腹部膨満:35週6日、2336g、女児。分娩直前に胎児腸管拡張を指摘。臍部周囲の発赤を伴う腹部膨満。胎便性腹膜炎の診断にて開腹。腸管剥離により出血をきたしたためドレナージのみで閉腹。その後、Free air出現。再手術施行。回腸末端から25cmで穿孔を認め、一期的に吻合。

 

兵庫県立こども病院より

・肝芽腫:4歳女児。肝左葉から心房内へ腫瘍塞栓あり。右葉後区域にも腫瘍あり。術前化学療法(SIOPEL7コース)後、拡大左葉切除、右房腫瘍切除施行。術後、残肝内に小結節認めるが、AFPは低下している。

・食道閉鎖症:18トリソミー、C型食道閉鎖症。1430g。胃瘻造設後、TEF離断のみ施行。呼吸管理のためにはまず胃瘻造設。18トリソミーの場合、治療選択は?

・肝外門脈閉塞症:12歳男児、食道静脈瘤に対してEVL後。吐血なし。REXシャントの適応は?左肝静脈をWedgeして肝内門脈造影を行い、肝内門脈発達を確認する予定。

 

大阪赤十字病院より

・胆汁性嘔吐:3ヵ月。消化管造影にて腸回転異常症の所見なし。消化管狭窄もなし。高血圧あり。絶食にて嘔吐消失。ミルク再開で増悪。ミルクアレルギー?胃の運動障害?

 

静岡こども病院より

・腫瘤形成性虫垂炎:14歳女児、回盲部切除にて虫垂癌の診断。再手術施行。子宮直腸合併切除、D3郭清、骨盤側方郭清、T4N0、ハルトマン手術。その後、FOLFOX予定。虫垂切除の際には病理診断必須?

・乳児大量腹水:4ヵ月検診にて腹部膨満指摘。たまに下痢していた。5ヶ月時に腹腔穿刺施行。リンパ管シンチでは腹腔内への漏出なし。試験開腹施行。線維性癒着を認めた。各臓器より生検を行うも、病理学的異常所見なし。

 

倉敷中央病院より

 ・腹痛:7歳男児、左肝芽腫・下行結腸浸潤あり。下行結腸合併切除施行。

 

京大病院より

・門脈体循環シャント:4歳女児。高ガラクトース血症にて発見された。特に症状なし。肺高血圧なし。腹腔鏡下シャント結紮術施行。

 

                               

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