滋賀県立成人病センター:鎌田 泰之(H23卒)

腹腔鏡手術の向上をめざす~『手術コンセプトの言語化』~ 2017年04月26日掲載

この度は、第22回京都臨床外科セミナーにて入賞できたこと大変光栄に存じます。残念ながら自らプレゼンテーションすることは叶いませんでしたが、同僚の協力により日頃の成果を発表でき嬉しく思います。今回いただいたご批判を真摯に受け止め、今後の発展につなげていく所存です。  

さて、当日はLDGの手術手技について発表しましたので、ここでは腹腔鏡手術全般に関して日頃努力している点について、誠に僭越ではございますが、述べたいと存じます。  

指導医の手術を『徹底』して真似る

まず一つ目は、指導医の手術を徹底して真似るということです。

術野展開や手順等は当然のこと、鉗子やエネルギーデバイスの動かし方など細部に至るまで真似ることを意識しています。そのために普段から自分と指導医の手術ビデオを繰り返し見て、両者の違いを認識し、差を埋めるよう努力します。

手術直前は指導医のビデオをさらに繰り返し見て、動きを自分に刷り込むようにしています。  

手術コンセプトの言語化

二つ目は、手術のコンセプトを確実に理解し、それを可能な限り平易な言葉に言語化することです。

いつも完璧な術野を作ってくれる指導医と手術ができるわけではありません。当然ながら自分より学年が下の外科医と手術する場面もでてきます。

そのような場面でも普段通りの手術ができるよう、例えば膵上縁の郭清であれば、「固有肝動脈を直線化」「左胃動脈を垂直に」といった誰が聞いても理解できる言葉で手術メンバーに伝えられるよう、日頃から意識しておく必要があると思います。

そういった意味では、この京都臨床外科セミナーのような、自分の手術ビデオを発表しご批判を受ける場というのは最も勉強になりますので、これからも積極的に発表できればと思っております。

今後もいっそう努力をいたす覚悟でございます。変わらぬご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。

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