JCHO大和郡山病院 (2014年06月01日現在)


奈良社会保険病院は近鉄郡山駅前にある、病床数250床の郡山市周辺の地域医療を支える中核病院です。

当院の特徴の一つに、都会や遠くの大病院には出ていけない地域の高齢者の方の医療を支えているという点が挙げられます。手術症例は75歳~100歳に至る高齢者が多く、周術期はたとえ定型手術であっても、高齢者であることを認識したきめ細やかな管理が必要とされます。各臓器の予備能が少ないため予期せぬ合併症に遭遇することもしばしばで、身体的な問題に限らず心理社会的問題も多く生じます。これは外来に移行してからも同様で、高齢者に標準治療を提供するには全人的できめ細やかなフォローアップが必要となります。また、当直帯では奈良の地域救急医療を支えるべく、内科系、外科系問わずはば広い2次救急診療に参加しております。高齢者特有の問題点を扱う能力、そしてsurgeonとしての素養だけでなくgeneral physicianとしての素養が強く要求される病院です。 外科は現在4名のスタッフで年間約500例の手術症例を行っています。癌切除症例は約160例。腹腔鏡手術は奈良では他病院に先立ち、2005年から導入を開始し、現在早期胃癌に対してほぼ9割、結腸癌に対して約半数の症例で腹腔鏡下手術を施行しています。

その他、奈良ではいち早く乳癌に対するセンチネルリンパ節生検を導入し(ICG蛍光法)その手技に今も改良を重ねています。また、特殊な手術として腹膜偽粘液腫に対して広範腹膜切除(Sugarbaker's procedure)を積極的に施行し良好な成績を得ています。肝切除、膵切除がこの規模の病院では比較的多いのも特徴です(2008年度は肝癌29例、膵胆癌13例でした)。

地域の癌治療、救急医療を支える中核病院のモデルケースとなるべくスタッフ一丸となって頑張っています。
今後ともどうぞよろしくご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。

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