市立岸和田市民病院 (2018年05月27日現在)

※音声あり

岸和田市は大阪南部の泉州地域にある人口20万の城下町です。岸和田といえば、秋のだんじり祭りと野球の清原選手が有名で、気性の荒い土地柄と思われがちですが、確かにそういう面も否定しませんが、むしろ、裏表のないさっぱりした、それでいて熱い心を持つ人々の町という印象です。祭りがあるためか、地域のコミュニティーが機能しており、大阪府内で断トツでがん在宅死亡割合が高いことも(12.2%、日医雑誌2007;135:2385-2390)うなずけます。

岸和田市民病院は、病床数400床、診療科24科、常勤医師数101名の中規模急性期病院です。高度・専門医療と救急医療の充実が病院の基本方針で、泉州2次医療圏のがん診療連携拠点病院に指定されているとともに、救急に関しては、救急診療科の下にER型救急医療を推進しています(年間救急患者数18000人、救急搬送件数4600件)。大きな病院に匹敵する人的資源・設備と、小さな病院の柔軟性を併せ持っているというのが、当院の売りです。

外科はスタッフ4名(S54、H4、H7、H8 卒)と後期研修医4名(H18卒3名、H22卒)です(H22.4現在)。なお、乳腺疾患に関しては、H18年から乳腺科が独立し、専任スタッフ(S60卒)が、外科と協力しつつ診療にあたっています。H21年の手術総数は620例、うち全麻手術が465例、腹腔鏡(補助下)手術が129例、緊急手術が112例です。対象疾患は、良性疾患(胆石症74例、ヘルニア128例)、悪性腫瘍(食道癌11例、胃癌80例、大腸癌93例、肝癌17例)、救急疾患(腸閉塞・腸管穿孔25例、急性虫垂炎46例)など、幅広い領域にわたっています。

外科で心掛けていることは、チームとして治療にあたるということで、週1回カンファレンスと全員回診を行い、すべての外科入院患者さんの情報を外科医全員で共有するようにしています。休日は外科宅直医が病棟当番となり、それ以外の医師は原則offです。また、当直の翌日午後は、支障のない限りやはりoffとしています。

部長である筆者は、外科医がhappyでなければ、患者さんをhappyにする手助けはできないと考えています。また、H21年からは「今年のテーマ」を決めるようになり、H21年は「モーレツからビューティフルへ」、H22年は「初心を思い出せ」をテーマとしています。当科に興味のある先生は、当院のHPに、後期研修医募集用の外科紹介動画を掲載していますので、ぜひご覧ください(http://www.kishiwada-hospital.com/recruit/trainee_later)。

(文責 外科部長 小切匡史)

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